これからの未来(クラウド化を考える)
2009/7/16(木) これからの未来(クラウド化を考える)
昔パソコン通信というものがあった。
パソコンを電話回線に繋いでアクセスポイントに接続してホスト内でメールや色々な情報を得られるというものだった。
インターネットが普及し、ホストからインターネット上のサーバへ情報源が移り、メールも各会社やらプロバイダが構築したサーバに拠点が分散し便利な世の中になった。
コンピュータの世界では、ホスト中心の世界からサーバ、クライアントの世界、処理分散などと仕組みが変わっていった。
世の中便利になったけど、世の中いい人ばかりだという前提のメールシステムは世の中の悪い人が送りつけるスパムというメールの為に色々と対策が必要になった。
パソコンの世界でも情報が分散した事と、情報を手軽に持ち運べるようになって便利になった代わりに、その情報を持ち出してしまう悪い人たちが出てきてしまい、情報の取扱いが面倒になった。
USBメモリが出た当初はこんな便利なものはないとみんなが思ったと思う。でも今大きな企業でUSBメモリの利用を制限している会社が沢山ある。
今新たな流れで「クラウド化」という流れがある。全ての情報、資産をネットの先で一元して管理してしまおうというものだ。大企業のお偉方がこれからはこの流れだと言っている。
ちょっと待ってと、ふと思った。
この流れ、「パソコン通信」の世界への逆行なんじゃないの?
今や会社でサーバを立てずにプロバイダやらGoogleやらのメールを利用する人も増えている。
次に情報も共有の為にそういったインターネット上の共有スペースにおいて管理しようという流れもある。
それって、全てパソコン通信の世界で出来ていたこと。
世界中のみんなが同じパソコン通信のホストに接続すれば、メールも見れる。情報も検索できる。
わずらわしいドメインなんて要らない。接続者がIDで特定できるので、スパムを送るユーザはパソコン通信世界からははじき出される。
インターネットにありがちな匿名性はパソコン通信の世界には存在しない。ユーザー間では匿名でも管理会社からは全て管理されている。
インターネットが僕らの身近になった時、世界中へ自宅からアクセスできることに感動し、すごい時代になったものだと驚いた。
今や接続しているサーバがどこの国にあるサーバかなんてドメインを見ただけでは判断できない。
外国のドメインなのに日本語の情報を発信している。世界中が広がったとおもったのは一瞬で、その後は世界は小さくなる一方に思えてしまう。
今またパソコン通信のような世界に逆戻りするような流れのなかでふと思う。
これが僕らが求めていた未来なのだろうか?
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